2018/01/24 11:47
「なんのお店ですか?」
2017年4月に門前仲町に小さいですがショップを開いてからとってもたくさん聞かれている質問です。
「紙を選ぶこと、紙モノをつくることをもっと楽しくする、紙の仕立て屋さん」
と、サイトには掲載させていただいておりますが、パペティエールは創業から70年経つ紙卸商から生まれた紙雑貨やペーパークラフトの材料を販売するブランドです。
お陰様で、楽譜台紙(スコアカバー)を多くの方にお届けすることが出来て、このショップサイトでも一番の売れ筋です。
楽譜台紙の誕生については http://papeterie-kamiya.com/products/gakuhu.html
本サイトでもご紹介させていただいておりますので、良かったらご一読してくださいませ。
話は戻りまして、、紙卸商と言うのは簡単に言うと日本の各製紙メーカーの紙を印刷屋さんにお届けする業種のことです。
朝西紙商事と言う会社はずーーーーっとこのことを生業にしてきました。
そんな中で、楽譜台紙も大きなきっかけではありますが、「紙そのもの」を主体にした紙モノを販売できないかと
うまれたのが「紙の仕立て屋」さんです。
やはりサイトからの重複にはなりますが、
「紙卸商がペーパーアイテムブランドを立ち上げるというのはほとんど聞いたことがありません。
それでも、紙を使った商品をつくる、皆さまがお店で紙を手に取るという工程のどこかには、必ずと言って良いほど紙卸商が携わっています。それなら紙卸商が紙モノを作るということも理にかなっているのではないかしらと、ずっと思ってきました。」
何より、何かを作ることの為に「紙を選ぶこと探すこと」に重点をおいていこう!と日々活動をしています。
ペーパークイリングをはじめ、今までたくさんのペーパークラフターの方の紙選びをお手伝いさせていただきましたが、個人の方から企業の方まで、みなさん思いっきり時間を掛けて紙と色と厚さとを選んでいただいています。
手作りアイテムのためでも、なんでも大丈夫です。
ペーパークイリングの紙選びといろいろな仕立ては本当に幸せで楽しい時間でした。そして作家の方のご希望にピッタリ来た紙をご提案出来た時の興奮(笑) 3mm幅にカットする技術や、抜き加工、そして紙の種類、どれをとっても紙屋のいろいろがみっちり詰まった、商品になっています。
紙卸商での販売ですので、いろいろな専門店で既にカットされたA/4用紙とかではなく、大きいメーカーサイズからお買い求めいただけます。ご希望でしたら加工やデザイン、印刷まで請け負います。限られた「紙コーナー」ではなく紙屋が持っている見本帳から紙を選んでいただけることは、わたしたちもとっても幸せなことです。
そして、サイトでの販売だけではなく実店舗を持つことが決まった時も、「紙屋」が「紙雑貨」を扱うお店にしたいと思って商材を選んでいます。NKcraftの材料やオリジナルイラスト、紙商社の紙モノ・ペーパアイテム、紙から選ぶノート、和紙屋さんが作られている厳選したもの、、、。あまり他では手に入らないものを、こだわってご用意しております。
今までサイトではご紹介・販売が難しかったデットストックの紙なども来ていただけたらその場で販売することも出来るようになりました。
「たかが紙・されど紙」サイトでも実店舗でもみなさまに興味を持っていただけるような商品をそろえていきたいと思っていますので、ぜひぜひ改めましてどうぞよろしくお願い申し上げます。