サプライズボックスは、海外では「Exploding Box」と呼ばれるびっくり箱。

一見ふつうのギフトボックスのようですが、ふたを開けると箱の部分が展開し、プレゼントと一緒にメッセージや写真があふれ出すという仕掛けです。

少し前からいろいろなデザインの可愛らしいものも出ていたり、展開図からご自分で切り抜いて作るものが紹介されていたりと目にする機会も多いかと思いますが、そこは紙屋ならではのボックスを作ろう！という事で商品開発は詳細な展開図を元に型を作ることからスタートしました。

サプライズボックスの下の箱は、紙を何枚も重ねたページのような作りになっています。そこで、外側の台紙よりも内側の台紙を少し小さいサイズにすることで、紙を重ねてもすっきりスマートにふたが閉まるように調整しました。
サイズはSとMの2種類、カラーは6色展開。紙選びはパペティエールの真骨頂です。

もちろん紙の抜型・加工は信頼の紙工屋さんに依頼しました。

誕生日や発表会、歓送迎会の寄せ書き、出産祝い、ウエディング、父の日、母の日など、どんなシチュエーションにも寄り添えるようなサプライズボックスに仕立てたかったのでたくさん紙を並べて選びました。

発色の良いパステルカラーはもちろん、少しキラキラとした品の良いホワイト、シックなバーガンディなど、紙の種類も風合いも違うものを織り交ぜたラインアップです。
キュート、清潔感、可愛い、素敵、大人っぽい、洗練された…どんな言葉をあてはめてもそれに見合うような紙選びが出来たと自信のセレクトになりました。

簡単に組み立てていただいて、あとはもうイマジネーションの世界です！

気持ちのこもったプレゼントを中に忍ばせた贈り物に、卒入学の記念としてアルバムのように飾ったり、お子さまの成長の記録に写真を飾って…と、使い方は無限に広がります。
付属のリボンももちろん紙。紙をリボンの形に作ってみるとその質感と張りのある形に一瞬、陶器のようなつややかさを感じるのが不思議です。